2014年11月9日日曜日

フランスの原発上空を飛ぶドローン【続報】起訴された模型マニアの釈放後も謎の飛行はつづく




フランス 2014117
フランス、模型飛行機マニア釈放
原発上空のドローン飛行つづく

French nuclear power plant drone flights continue, model plane fans freed
By RFI
アジャン、トゥルーズ間のギャフォンヌ川沿い
ゴルフェッシュ原発。Reuters/Regis Duvignau
115日に逮捕されていた2人の熱烈な模型飛行機マニアは釈放されたが、その後の6日夜にもフランスの原子力発電所上空の謎めいたドローンの飛行はつづき、当局者らはだれが飛ばしているのか突きとめられないでいる。
ローヌ川沿いのサンタルボン原子力発電所の管理者らはドローンの飛行が原発の操業や警備に影響を与えないと主張したが、6日、ドローンが原発上空を飛んだあと、警察に呼び出された。
他にももう1件、マルクールの産業・研究センターで上空の飛行が報告された。
10月初めには原発上空のドローン飛行が17件報告されたが、警察はだれの仕業か突きとめていない。
同じ夜に5件もの飛行が報告されたので、組織的なキャンペーンの一環であると推測されたが、反核団体は関与を否定しており、名乗りでる者もいない。
当局者らは公的には認めていないが、105日に初めて報告されてから24日間、ドローンの飛行がつづき、安全確保に対する国民の不安の沈静化に腐心している。
フランス中部のベルヴィルシュルア原発の近くで5日、男2人と女1人が逮捕され、男たちは規制空域で飛行機械を飛ばした容疑で起訴された。
だが、7日になって検察官は男たちが熱烈な模型マニアであり、原発に隣接する湖で自作の船舶模型を撮影したかっただけであると発表した。
セゴレーヌ・ロワイヤル環境大臣は議会で6日、フランスの核施設を防護するために万事抜かりなく実施されていると確約した。
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